360度に回転するプレビューLCM-bi詳細写真画像
 
1933年にツァイスが開発しL型顕微鏡を模範に1946年に設計試作、翌1947年に完成。バランスのとれたデザインは、機能、レンズ性能、使用感共に高級顕微鏡の先達として永年にわたって各方面に愛用され、また後から開発される多数の新型顕微鏡にも重要な影響を及ぼしている。
この形は従来鏡台の上部にあった粗動、微動装置をそれぞれステージの下部に位置させたことと、基鏡
がL型のため接眼部が眼の位置にくるので、楽な姿勢で鏡検できる大きな特徴を持っている。レボルバ
ーはスライド式となり対物ンズを取り付けたまま着脱できる。ステージは円形複式十自動回転式(M)、角
型十自動回転式(Gr)、角型十自動組込式(G)、簡易式円形回転式(D)、の種類が準備された。微動装
置は上下動2mm、1目0,001mm感度0,0005mmのマイヤー式機構で円滑に動作し、粗動装置の上下動
は50mmと広く普通の標本から大型培養瓶まで観察できる。照光装置はアッペ完全照光装置(C)にアプ
ラナートN.A.1.4のコンデンサのものと、簡易型のN.A.1,2コンデンサ(T)に区分され、鏡筒は45度の傾斜
角で360度回転できる多機能をもつ。写真は双眼鏡筒Lbiですが、三眼鏡筒Ltrが開発され標本が両眼
で見られるようになり写真撮影も出来るようになる。その後、国産初の位相差顕微鏡としても活用され
た。当時このタイプの顕微鏡は他になかったため需要が多く、生産が間に合わない状態であった。


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